インド旅行でタージ・マハル(Taj Mahal)に行ってきました。
タージ・マハルは白い大理石で覆われた美しい建物。
世界遺産に指定され、イスラム建築の最高傑作とされています。
中央に白い大理石のドーム(墓廟・霊廟)、その四隅にミナレット(尖塔)がある壮大な景観です。
この記事ではそんなタージ・マハルを紹介します。
●タージ・マハルの歴史
●タージ・マハルの特徴
●タージ・マハルの様子・写真
タージ・マハルの歴史
タージ・マハル(Taj Mahal)は、インド北部のアーグラにある総大理石の墓廟(ぼびょう)。
建てたのはムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーン。
王妃ムムターズ・マハルの死を悼み建てました。
王妃ムムターズ・マハルが亡くなったのは1631年。
着工はその翌年の1632年、完成は1653年。
関わった労働者は2万人以上です。
タージ・マハルの特徴
タージ・マハルの主な特徴は下記のとおりです。
●インド・イスラム文化の代表的建築(イスラム建築の最高傑作)。
●中央に位置する白い大理石の巨体なドーム(墓廟・霊廟)
➡ タージ・マハルの象徴。
●霊廟には天上の楽園に咲き乱れる花を連想させる花の紋様
➡ 翡翠(ヒスイ)、水晶、トルコ石、サファイア、などの貴石で施されている。
●ミナレット(尖塔):墓廟の四隅に立つ4本のミナレット
➡ 建物全体のバランスを取るために少し外側に傾いている。
●建物の前に長さ約300mの池
➡ ここに映る霊廟の姿もタージ・マハルの魅力の1つ。
●南北560m、東西303mの長方形の敷地
➡ 基本設計はムガル帝国の墓廟方式の伝統を踏襲。
タージ・マハルの様子・写真
大楼門
大楼門です。
大楼門は赤砂岩づくりで高さが約30m。
庭園
大楼門をくぐった先には、広大な庭園。
庭園は水路と遊歩道により一辺296mの4個の正方形に区分されています。
墓廟(ぼびょう)
墓廟(ぼびょう)は、横と奥行きがどちらも57mの正方形を基本に、四隅が切られた変形八角形をしています。
高さは丸屋根上部までが58m。総大理石造りです。
墓廟の内部は丸天井の高さが24m。これは二重殻ドーム形式のため。
この形式は、外観上の丸屋根と内部の天井との間に空洞を設けることにより、屋外から見るデザインと屋内の空間とのバランスとを両立させる形式です。
これぞインドを代表する世界遺産!!
壮大・豪華・優美な眺めです。
近づくにしたがって建物の豪華さ優美さが増幅されていきます。
大勢の人々が訪れています。
妻は昨日履物店で買った靴を履き、一昨日デリーのジャンパスマーケットで買った服を着ています。
美しい装飾が施されていますね。
墓廟の四隅にあるミナレット。
高さは42mあります。
中央の墓廟に対して少し外側に傾いていますね。
この建物を見るだけでもインドに来てよかった!!と感じます。
モスクと集会場
モスクと集会場は墓廟を挟んで向かい合って建っています。
モスクと集会場は同じ外観であり、いずれも赤砂岩で造られています。
モスクです。
集会場です。
タージ・マハルのまとめ
この記事では
●タージ・マハルの歴史 ●タージ・マハルの特徴 ●タージ・マハルの様子・写真
を紹介しました。
タージ・マハルの壮大・豪華・優美な眺めに感動しました。
一生に一度は行っておきたかったところ、今回行けたのでとても満足しています。
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