インド旅行で世界遺産のアンベール城 (Amber Castle)に行ってきました。
アンベール城はジャイプール郊外の丘の上にある巨大な城砦。
日本の山城とは全くスケールが異なります。
城の内部にはとても豪華な装飾が施された建築物や広大な庭園。
薄茶色の城壁の外見からは想像もしなかったものばかりです。
この記事ではそんなアンベール城を紹介します。
●アンベール城の概要
●アンベール城の歴史
●アンベール城の観光のポイント
●アンベール城の様子・写真
アンベール城の概要
●建築様式:アンベール城はムガル建築とラージプート建築の融合が見られ、美しい彫刻や装飾が施されています。
●歴史:16世紀に建設され、アンベール王国の王族が居住していました。
●城の規模:約4平方キロメートルの広さがあり、城内には多くの宮殿や庭園があります。
●世界文化遺産に登録:2013年に「ラージャスターンの丘陵城砦群」として世界文化遺産に登録されました。
アンベール城の歴史
アンベール城は16世紀末にラージプート王朝の支配者マン・シン1世によって建設されました。
アンベールは当時のアンベール王国の首都であり、城はその重要な拠点。
建設当初はムガル帝国との連携を重視し、ムガル建築の影響が強く反映されています。
アンベール城は約150年間にわたってラージプート王朝の居住地として使用。
その後、首都がジャイプールに移されると、アンベール城は徐々にその役割を終えました。
アンベール城の観光のポイント
●シーシュ・マハル: 「鏡の宮殿」とも呼ばれるこの場所は、壁や天井が鏡で覆われ、美しい光の反射が特徴です。
●ジャンマンタール: 天文学の観測のために建てられた建造物で、天体観測装置が設置されています。
●ジャイ・マンディル: 王族がリラックスするための宮殿で、美しい装飾と建築が特徴です。
●キャノン・フォート: 城を防衛するための要塞部分で、歴史的な大砲が展示されています。
●エレファントライド(像のタクシー): 城までのアクセスには、伝統的な象乗りを楽しむことができ、特に観光客に人気です。
像のタクシー、最近の情報では1,100ルピーから3,500ルピーに値上がりしたようです。
2人まで乗れるようですが、それにしても高くなりました(1ルピー1.82円:2024年12月14日)。
アンベール城の様子・写真
大きな城ですね。
薄茶色一色のシンプルな外観です。
城内へ向かう階段。
傾斜はそれほどでもないですがかなりの距離。
20分程度歩きました。
象のタクシー。象はバッチリお化粧していますね。
せっかくだから乗ればよかった!
階段を登りきって場内に入ると広大な広場になっています。
たくさんの観光客ですね。
アンベール城のガネーシャ門です。
非常に美しい建築物で見とれてしまいます。
アンベール城内の噴水のある庭園。
安らぎの空間です。
万里の長城を彷彿させる城壁。
城壁が山の尾根に続いています。
壮大な眺め。スケールがでかい!
アンベール城内にある「勝利の間」。
とても美しい装飾ですね。
これにも見とれてしまいます。
「ミュージアムギャラリー」と「現代美術」の案内。
ギャラリー・アートチルの案内。
最後にマンゴーのアイスを買って食べました。
混じりっ気のない味でおいしい!
アンベール城のまとめ
この記事では
●アンベール城の概要 ●アンベール城の歴史 ●アンベール城の観光のポイント ●アンベール城の様子・写真
を紹介しました。
アンベール城は、その豪華な建築と歴史的な背景から、訪れる価値のある場所です。
城内を散策しながら、壮麗な宮殿や庭園を楽しめます。
インド旅行の際の観光スポットとしておすすめです。
(PR)