高知で「坂本龍馬記念館」に行ってきました。
歴史の教科書で名前を目にしたことがある。
それだけでは終わらない、熱く、自由を信じた志士・坂本龍馬。
高知・桂浜の高台に佇む「坂本龍馬記念館」は、そんな龍馬の人生をより身近に感じられる場所です。
手紙・書簡といった貴重な実物資料から体験型展示や映像演出。
多様な展示方法で“龍馬らしさ”が伝わる構成になっています。
歴史初心者からマニアまで幅広く楽しめる施設です。
この記事では、坂本龍馬記念館の基本情報(アクセス・予約・料金など)を押さえつつ、館内の見どころを写真・展示内容に即して案内していきます。
これから高知を訪れる方や、龍馬ゆかりの地を巡りたい方にとって役立つ一案となれば幸いです。
●坂本龍馬記念館とは
●坂本龍馬記念館の基本情報まとめ(来館前に知っておきたいこと)
●坂本龍馬記念館 アクセス・交通手段
●坂本龍馬記念館 館内見どころガイド
●坂本龍馬記念館 見学のコツ・おすすめプラン
●坂本龍馬記念館 周辺観光スポットとの組み合わせ案
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坂本龍馬記念館とは
建設の背景・目的
坂本龍馬記念館は、幕末の志士・坂本龍馬を顕彰し、その生涯・人物像を、地元土佐(現在の高知)および全国に向けて伝えることを目的として設立されました。
政府や地方公共団体だけでなく、市民・有志の募金活動なども背景に、龍馬生誕150年を契機とする「顕彰・保存・発信」の場としての役割を担っています。
記念館はまた、浦戸城跡の地に建てられており、かつて土佐藩の城があった歴史的な地形にも縁があります。
太平洋にも近く、景観的にも龍馬が海を見たであろう視点を意識させる場所です。
開館年月、リニューアル経緯
開館
1991年(平成3年)11月15日、龍馬の誕生日に合わせて「高知県立坂本龍馬記念館」が開館。
設計競技・選定
昭和62−63年に設計公開競技が行われ、優秀設計者が選ばれています。
リニューアル・新館建築
平成26年(2014年)に「坂本龍馬記念館リニューアル基本構想」が策定され、平成28年10月に新館建築工事に着手。
その後、平成30年4月に新館が完成し、グランドオープン。
リニューアルにより常設展示室・企画展示室・ジョン万次郎展示室などのスペースが整えられ、展示内容・施設設備の拡充がなされました。
館の構成(本館・新館/展示手法の特徴)
記念館は大きく本館と新館の二つの施設から成り立っています。
「龍馬の生涯を知る」「体験する」「歴史的・風景的に感じる」という三方向からアプローチできる館になっています。
新館
常設展示室、企画展示室、ジョン万次郎展示室など。
龍馬の手紙や書簡など貴重な実物資料を中心に、幕末・龍馬ゆかりの人物を含めた展示が行われています。
本館
映像や体験型展示、写真展示、幕末広場、海が見える「ぎゃらりい」、図書コーナーなど、ビジュアル・体験を重視した構成。
展示室の造りや建築上のデザインにも工夫があり、ガラスや窓からの眺め、階層構造(地下階・中2階・屋上展望など)を活かしています。
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坂本龍馬記念館の基本情報まとめ(来館前に知っておきたいこと)
項目 | 内容 |
---|---|
所在地・問い合わせ先 | ・所在地:高知県高知市浦戸城山830番地。 ・問い合わせ:電話 088-841-0001。 |
開館時間・休館日 | ・午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) ・ 休館日:年中無休 |
入館料・割引・無料条件 | ・企画展開催時:大人(18歳以上)900円、団体(20名以上)720円。 ・通常(企画展なし)期間:大人500円、団体400円、高校生以下は無料。 ・高知県または高知市の長寿手帳、博物館協会会員証など各種手帳等を提示で無料・減免あり。 |
所要見学時間の目安 | 新館・本館あわせて90分程度 |
駐車場・設備情報(バリアフリー等) | ・無料駐車場あり:普通車42台(そのうち障害者用2台)、バス駐車スペース4台(大型バスは2台) ・バスは事前予約優先 ・満車時には近隣の「桂浜公園駐車場(有料)」を利用 ・設備:ベビーカー・車いすの貸出無料、授乳室・おむつ交換台、本館地下1階にあり。 |
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坂本龍馬記念館 アクセス・交通手段
公共交通:高知駅からバスを使うルート
JR高知駅または市内中心部から「桂浜行きバス」を利用(龍馬記念館前で下車)。
所要時間:40分前後。
車・バイク:高速IC・道順・駐車場案内
・高速道路利用のルート:高知南ICから桂浜方面の表示に従い進むルートが便利。
桂浜方面へ右折、高知新港を通り、浦戸大橋を渡り「桂浜」の標識を目印に進むと記念館前の看板があります。所要時間:15分程度。
・他のルート:高知ICから五台山道路を使い、高知新港を経て浦戸大橋、桂浜へというルート(所要約25分)。
混雑・駐車制限・バス予約注意点
・観光シーズン・休日・ゴールデンウィークなどは、駐車場が満車になることがあります。
特にバスでの来館を予定している場合、事前予約をしておくと安心です。
・桂浜周辺は道が狭かったり、観光客の車・バスで渋滞が起きることもあります。
時間の余裕を持って出発することを強くおすすめします。
・桂浜→龍馬記念館/記念館→桂浜は遊歩道(「椿の小道」)を使って徒歩移動も可能。
ただし、石段・坂道が含まれ、往路または復路は負荷があるので、荷物・体力などをご考慮ください。
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坂本龍馬記念館 館内見どころガイド
以下、館内の主要な展示・体験をセクションに分けて紹介します。
常設展示・新館展示
実物資料展示

龍馬の手紙や書簡など、本人直筆の資料が展示されています。
これらは龍馬の人となりや考え方、当時の状況を知るうえで貴重なものです。
新館の常設展示室でじっくり鑑賞できます。

龍馬の生涯を時系列でたどる展示構成
幼少期から土佐脱藩、薩長同盟、海外渡航など幕末期の活動を時系列で整理。
重要事件・エピソードがパネル・写真・模型を交えてわかりやすく配置。
ジョン万次郎展示室など関連人物紹介
新館にはジョン万次郎(中浜万次郎)の展示室あり。
彼の漂流、アメリカでの経験、帰国後の影響などが、龍馬との関係性も含め紹介されています。
体験型・映像・演出展示
映像シアター・マルチメディア展示
本館には映像を上映するシアタールームや、幕末の動乱や龍馬の心情を演出するマルチメディア展示あり。
視覚・聴覚で体感する展示が充実しています。
物語性が高く、歴史初心者にも入りやすい仕様です。
インタラクティブ展示
体験パネルや音声ガイドなどを利用した、見るだけではない「参加型」の展示あり。
子どもから大人まで楽しめる工夫があり、自分のペースで学べる設計です。
建築的・景観的演出
窓越しに海や山の風景が見える「海の見える・ぎゃらりい」などの設計。
展示の合間に自然や景色を感じられるスペースがあります。
展示室・階段・展望など建築としても見応えがあります。
見晴らし・景観・撮影スポット
屋上展望スポット

記念館屋上には太平洋の海を一望できる場所があり、景色を楽しめます。
開放感があり、写真撮影にも適しています。
記念館周辺の散策ルート
記念館は桂浜公園の近くにあるため、龍馬像のある海岸徒歩散策や、桂浜の砂浜・浜辺散歩、浦戸周辺の海沿いや椿の小道などを組み合わせるのがおすすめ
風が強い時間帯や潮風を避けたい時間帯もあるので、服装・時間帯に注意。
フォトスポット

等身大の龍馬像、屋上・展望台からの水平線をバックにする場所など、写真好きには嬉しいフォトスポットが複数あります。
展示のハイライト・逸話紹介
有名な龍馬書簡・直筆資料
龍馬が書いた手紙や書簡、幕末動乱の中での思いを垣間見えるものの展示。
筆跡や言葉づかいから時代や人柄が伝わってきます。
暗殺前の近江屋模型展示などインパクトある演出
龍馬が暗殺された近江屋の様子や事件前夜・当日の再現模型や演出展示など。
訪問者に強い印象を残すセクションもあります。
これらは龍馬の最期を考える手がかりとしての意味があります。
龍馬とゆかりの人物との交流エピソード
姉妹・同志・西洋・留学など、龍馬が交わった人々との関係を資料や展示で紹介。
ジョン万次郎の紹介もその一つ。
彼らとの交流を通じて龍馬がどのように考えを広げていったかを追える展示です。
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坂本龍馬記念館 見学のコツ・おすすめプラン
見学所要時間の目安・順路案
新館→本館→屋上展望という順が自然です。
常設展示・企画展示をじっくり見るなら 1時間半〜2時間を見ておくと余裕があります。
展示替え・混雑次第で変わりますが、90分は最低限の目安。
混雑時間帯を避けるコツ
開館直後(9時台)や午後の早い時間帯が比較的空いていることが多いです。
休日・祝日・連休中は特に午前中の訪問が望ましい。
大きな企画展がある期間は来館者数が増える傾向です。
音声ガイド活用・スタッフ解説・ワークシート等の活用法
展示によっては音声ガイドやパネル上の解説が充実。
展示意図や歴史背景が分かりやすくなります。
団体の場合は学芸員による解説(DVD上映+案内)が事前申込可能で、より深く理解できます。
小さなお子様連れの注意点・貸出備品活用法
館内は段差や階段・地下階があるため、ベビーカー利用者は入口・エレベーターの位置などを確認しておくといいです。
貸出の車いす/ベビーカーを活用すると便利。
授乳室・おむつ交換台の場所をあらかじめ把握しておくと安心です。
展示物の中には繊細な資料もあるため、小さなお子様は触れないよう注意を促す表示もあります。
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坂本龍馬記念館 周辺観光スポットとの組み合わせ案
桂浜・龍馬像・浦戸散策など
記念館を訪れたら、桂浜を散策し、雄大な海岸線と桂浜龍馬像を見に行くのが定番。
浜辺を歩いたり、海の水平線を眺めると、龍馬が育った地・志を持った土佐の空気を肌で感じられます。
高知市中心部観光・宿泊案内
高知城、ひろめ市場、帯屋町など、中心市街地には食文化・城郭・町歩きの楽しさがあります。
記念館訪問を初日または最終日の行程に入れると効率良い旅程になります。
宿泊は高知市内に取るのがアクセス・食事両面で利便性が高いです。
鉄道・バスを使った日帰り旅プラン案
例えば、高知駅からバスで桂浜・記念館を訪れ、その後バス/車で坂本龍馬ゆかりの他スポット(例えば龍馬誕生地・瑞泉寺など)を巡るプラン。
あるいは朝早めに出発して記念館→桂浜散策→昼食 →午後に中心部へ戻るルート。
公共交通利用の場合はバス時刻・運賃を事前にチェック要です。
坂本龍馬記念館のまとめ
この記事では
●坂本龍馬記念館とは ●坂本龍馬記念館の基本情報まとめ(来館前に知っておきたいこと) ●坂本龍馬記念館 アクセス・交通手段 ●坂本龍馬記念館 館内見どころガイド ●坂本龍馬記念館 見学のコツ・おすすめプラン ●坂本龍馬記念館 周辺観光スポットとの組み合わせ案
を紹介しました。
坂本龍馬記念館は、龍馬ファンだけでなく、幕末・日本近代史に興味を持つ人、歴史がやや苦手という人にも門戸を開いてくれる存在です。
実物資料と体験型展示、自然ゆたかな景観が調和しており、「知る」「感じる」「景色を楽しむ」が一体となった場所です。
訪問を旅行のハイライトにするポイントとして以下のことをおすすめします。
・展示替え・企画展の最新情報を事前にチェックすること
・早めの時間帯の来館を予定すること
・小さいお子様連れなら設備を事前に確認しておくこと
・そして桂浜散策とあわせて訪れること
坂本龍馬は歴史の教科書に載る英雄。
この記念館では英雄坂本龍馬の背後にあった人間らしさ・葛藤・夢のかたちを、展示や風景を通じて体感できます。
高知を訪れた際は、ぜひ足を運んで、「龍馬スピリット」を自分自身で感じてみてください。
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