2023年3月23日(木)に、嵐山(あらしやま)の天龍寺(てんりゅうじ)へ行ってきました。
前日(2023年3月22日)は快晴で絶好の行楽日和でしたが、一転当日は朝から曇りその後雨でした。
一方、天龍寺の枝垂(しだ)れ桜は満開で、雨にもかかわらず素晴らしくとても楽しめました。
その旅を紹介します。
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世界文化遺産 臨済宗大本山 天龍寺(てんりゅうじ)
天龍寺は、嵐電(らんでん)「嵐山駅」の向かいにあります。ここは正門です。
正門を入って長い歩道を「庫裏」に向かって歩いて行きます。
正面に「庫裏」が見えてきました。「庫裏」は、天龍寺の台所と寺務所の機能を兼ねており、入り口に諸堂参拝の受付があります。
「大方丈(だいほうじょう)」の周りの庭園です。
「庫裏」で参拝受付をした後、「大方丈」の周りを歩いて曹源池庭園(そうげんちていえん)に向かいます。
「方丈」は寺の住職が生活する建物のことです。宗派によっては住職本人のことも「方丈」と呼ぶようです。
曹源池庭園(そうげんちていえん)
「大方丈」の前にある曹源池庭園(そうげんちていえん)です。曹源池庭園は、曹源池(そうげんち)という大きな池があり、その曹源池を巡る形で作られています。
曹源池にはたくさんの鯉が泳いでいます。
「大方丈」の前から眺める曹源池は素晴らしい景色です。雨の日は雨の日なりの風情があります。
曹源池の前から庭園の奥にある「書院」の方に進んで行けば、今の季節さらに素晴らしい景色に出会えます。
世界遺産の天龍寺に咲く満開の枝垂れ桜
満開の枝垂(しだ)れ桜です。素晴らしい眺めです。
とても綺麗(きれい)です。晴れていればもっと綺麗なのでしょうが、そんなことが気にならないほど綺麗です。
こんな綺麗な桜を今まで見たことがあったかな~と思うほどの気分です。桜がたくさん咲くところは日本中に多数ありますが、単純に花の数ではないんでしょうね。
「平和観音と愛の泉」という池です。池には大小3匹の蛙(かえる)が横に並んでいます。「カエル三尊」という蛙の像です。「カエル三尊」の後ろには平和観音があります。
「カエル三尊」は平和観音を守護しており、「カエル三尊」の前のお皿にお金を投げ入れることができればお金が倍になって返ってくるそうです。
世界的にも人気の観光地の京都、そんな京都の中でも嵐山、特に世界遺産の天龍寺は外国からの観光客に非常に人気です。
天龍寺の観光客の約9割は外国からの観光客でしょうね。英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語が飛び交っています。
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桜だけではない天龍寺
この時期、天龍寺で咲いているのは桜だけではなく種々の木が花を咲かせています。なので桜以外にもとても楽しめます。
木蓮(もくれん)の一種でしょうね。可憐な花です。
木瓜(ぼけ)の花ですね。
参拝コースの丘の上からの眺め
天龍寺の枝垂れ桜は、下から見上げる眺めだけでなく、参拝コースの丘の上から眺めても最高に綺麗です。
桜の木を見上げれば桜のドームに包まれた感じがします。
桜の雲の間から覗く多宝殿です。
まとめ
雨の中何人かの庭師さんが雨具を着て黙々と庭園の手入れをされていました。そんな庭師さんの努力があって庭園の美しさが維持されているのでしょうね。
嵐山に来る観光客は、嵐山に着くと真っ先に「竹林の道」か「天龍寺」を目指して歩いて行くようです。昼前になると非常に混み合いますので、なるべく朝の早い時間、さらには平日がおすすめでしょう。
ここのところ天気が不安定ですが、桜の開花時期は限られていますので、桜のいい景色を見たいなら天気にかまわず行くしかないと思います。
天龍寺では、法堂 (はっとう)の天井に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」や、大方丈の襖に描かれた「雲龍図」も有名です。今回は時間の都合で拝観を見合わせましたが、次の機会にはぜひ見たいと思います。
天龍寺は秋の紅葉も有名ですので、その時期にも訪れたいと思います。
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