竹富島旅行　赤瓦の民家・水牛車・石垣　古き良き沖縄の原風景

竹富島（たけとみじま）は八重山諸島に位置し、島の全周が9kmほどの小さな島。

しかし見どころは十分。観光スポットとしての魅力が詰まっています。

白砂の道を行くと、赤瓦の民家、民家の回りの石垣、色鮮やかに咲く花、のんびりと歩く水牛車に出会えます。

ああ～これこそ古き良き沖縄の原風景。

期待を裏切らない景色です。

竹富島の楽しみ方は、のんびりと散策したり、水牛車に揺られたり、ビーチで寛(くつろ)いだりといろいろです。

この記事ではそんな竹富島の見どころ・楽しみ方・行き方について紹介します。

竹富島旅行　赤瓦の民家・水牛車・石垣　古き良き沖縄の原風景がここに

竹富島の概要

所在地：沖縄県八重山郡竹富町

人口：342人（2021年3月末現在）、世帯数：180戸（2021年3月末現在）

国の指定・選定：西表石垣国立公園、重要伝統的建造物群保存地区

アクセス：石垣港から高速船で約10分

竹富島への行き方

石垣港（離島ターミナル）と竹富東港（竹富港）との間には定期旅客航路（高速船）が運行されています。

八重山観光フェリーまたは安栄観光の観光フェリーを利用できます。

八重山観光フェリー・安栄観光

八重山観光フェリーと安栄観光、どちらの高速船を選んでも大差ないようです。

出発時間が違うので自分の都合にあった出発時間の方を選ぶのがいいでしょう。

八重山観光フェリーと安栄観光のどちらも

 石垣港（離島ターミナル）：所要10分、朝から夕方まで30分おきに運航。

竹富島は石垣島から近くて小さい島なので、日帰り旅行でも十分楽しめるところです。

なお、竹富島へ日帰りでいく場合、スーツケースなどの大きな荷物は船会社のカウンターに預けておくといいでしょう。無料で預かってくれます。

竹富島観光

竹富島の集落

赤い屋根の民家が建ち並ぶ集落。素朴な景色は絵になりますよね。

白い砂の道に石垣、ブーゲンビレアが咲き誇っています。

ブーゲンビレアは年中咲いていますが、見頃は春と秋の年２回のようです。

天気が良ければこんなにきれいな景色です。

晴れの日の写真は竹富町観光協会様から提供戴いたもの。

実際のところは旅行当日残念ながら雨でした。

でも大丈夫。カッパを着ているので。雨でも景色はきれいです。

竹富島の石垣

竹富島の塀は形が不揃いな琉球石灰岩でできた石垣。

石を整然と並べた石垣ではなく、ゴツゴツした石を無造作に積み上げた石垣なのが特徴です。

竹富島の水牛車

竹富島といえばやはり水牛車ですよね。30分ほどで集落を一周します。

ガイドさんが途中で三線を弾きながら沖縄民謡を唄ってくれて沖縄情緒に浸れます。

水牛と記念撮影。

水牛車は「新田観光」と「竹富観光センター」があります。こちらは新田観光。

天気はあいにくの雨でしたが、水牛車は屋根があるので雨でも大丈夫。

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コンドイ浜

所在地：〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富地先

竹富島は美しいビーチも見どころ。そのうちの一つが「コンドイ浜」。

「コンドイ浜」は島の西側にあり、八重山諸島でも屈指の透明度と美しさでしょう。

竹富島で海水浴ができる唯一の安全なビーチです。

コバルトブルーの海、白い砂浜、遠浅で穏やかです。

カイジ浜

所在地：〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富地先

こちらは「カイジ浜」。島の西側にあります。このビーチは潮の流れが速いので遊泳禁止です。

「カイジ浜」は別名「星砂浜」とよばれています。

「星砂浜」の名前の由来はビーチの砂が星のような形をしていることから。

星のような形の砂は、実は砂ではなく有孔虫という生物の殻です。

「星砂浜」の砂は持ち帰り禁止。お土産に欲しい方は売店で購入しましょう。

西桟橋

所在地：〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富地先

「西桟橋」は島の西側にあり国の有形文化財。西表島に向かって真っ直ぐ伸びています。

以前は島民が西表島へ行く際の港として使われていましたが今は用済みとなっています。

「西桟橋」から眺める夕陽はこの島の名物の一つ。夕暮れ時になると多くの人がこの桟橋に集まります。

日没に向かって色がだんだんと変化する空の様子は感動ものとの評判。

残念ながら日帰り観光では無理ですよね。

アイヤル浜

所在地：〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富地先

「アイヤル浜」は島の東側にあります。このビーチも潮の流れが速いので遊泳禁止です。

「アイヤル浜」までは集落からは少し距離があるので自転車で行くのがいいでしょう。

「アイヤル浜」は太平洋に面しているので西側の「コンドイ浜」とは違った趣(おもむき)があります。

石垣島が見えるし、海を行き交う高速船が見えます。

八重山そば

これは竹富島で食べた八重山そば。

竹富島の集落には15店舗ほどの飲食店があります。

島で食べておきたいのはやはり八重山そばですよね。

「八重山そば」と「沖縄そば」、違いがわかり辛いですが、「八重山そば」は「沖縄そば」より麺が細くて縮れておらず、断面が丸いそうです。

ただこの「八重山そば」、断面は丸ではなく平べったいですね。

竹富島レンタルサイクル

竹富島の道は平坦なのでレンタルサイクルがあれば十分です。

竹富島にはレンタルサイクル店が4店あります。レンタカー、レンタルバイクはありません。

竹富港にはレンタサイクルと水牛車の送迎車が止まっています。

利用したいレンタサイクル店の送迎車に乗ると店舗に連れて行ってくれます。予約は不要です。

	営業時間	定休日	料金	電話番号
友利レンタサイクル	9:00-17:00	不定休	2時間1,000円 1日2,200円	0980-85-2335
丸八サイクル	9:00-17:15	不定休	2時間800円 1日2,000円	0980-85-2260
新田観光	8:30-17:00	水曜日	2時間1,000円 1日2,500円	0980-85-2103
竹富観光センター (水牛車利用者のみ)	9:00-16:30	島内祭の日	時間貸しは無 1日2,000円	0980-85-2998

まとめ

この記事では竹富島の見どころ・楽しみ方・行き方について紹介しました。

小さな島なので石垣島から日帰り旅行で楽しめます。

夕日を楽しみたい方は竹富島で宿泊するのもいいでしょう。

白砂の道、赤瓦の民家、石垣、色鮮やかに咲くブーゲンビレア、水牛車。

今度は天気のいい日を狙って行きたいですね。

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