2023年9月に「倉敷美観地区」を観光してきました。
「倉敷美観地区」は江戸時代に栄えた商人町です。古い蔵や商人の家屋など、江戸時代の風景がそのまま残っており、多くの歴史的建造物や文化遺産があります。
一方で、倉敷川を中心とした風光明媚なエリアで、風情豊かな建築物や歴史的な町並みは観光客を魅了します。
「倉敷美観地区」は日本の歴史に興味がある方や建築や美術に興味がある方には、必見の場所ですよね。
この記事では、倉敷川沿いから本町通りまで「倉敷美観地区」を散策したモデルコースについて紹介します。
[quads id=2]
倉敷美観地区観光 倉敷川沿いから本町通りまで散策モデルコース
倉敷川沿いを散策
「倉敷美観地区」は、JR倉敷駅の南口から約800m、徒歩10分程度のところにあります。
白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木、倉敷川など、趣ある景観が特徴。倉敷川沿いのレトロモダンな風景は、日本人観光客はもちろん外国人観光客にも人気です。
「倉敷美観地区」の散策は、倉敷川に沿って南へ歩いて行きます。
倉敷美観地区の入口付近の様子。
倉敷の犬猫屋敷
「倉敷の犬猫屋敷」は美観地区入口交差点から入ってすぐ右側にある犬猫雑貨専門店。店先には巨大な招き猫スロットマシーンが鎮座。人気の店でいつも人だかりがしています。
倉敷川
倉敷美観地区を流れる倉敷川。歩き疲れた観光客が川辺で休憩しています。
倉敷川とそこを泳ぐ白鳥、もみじと柳、とても風情があります。
倉敷 珈琲エル・グレコ
1959年(昭和34年)創業の老舗喫茶店。建物の外壁全面が蔦に覆われた特徴的な外観です。
倉敷 今橋
倉敷川に架かる今橋付近の様子。
倉敷川畔の柳並木
今橋と中橋との間の河畔にある柳並木。そよ風にも揺れて風情がありますよね。柳並木はこの先、中橋と高砂橋との間も続いています。
倉敷館
左の中橋の前にあるとんがり屋根の建物が「倉敷館」。国登録有形文化財です。「倉敷館」は、大正6年に倉敷町役場として建てられ、現在は観光案内所・休憩所として利用されています。
倉敷 中橋
倉敷川に架かる中橋付近の様子。人力車があります。記念撮影スポットでしょうか。
倉敷SOLA
「倉敷SOLA」は倉敷のものづくりを衣食住で体感できる複合施設。
施設内中央に「みんげい広場」が位置し、それをを囲むように、デニムストア「青木被服」、レストラン「倉敷洋食 バラトン」、宿泊施設「滔々」、足袋シューズ「丸五」、日本料理店「雲」の全5店舗があります。
「みんげい広場」です。
「みんげい広場」の美しい中庭。
倉敷 日本郷土玩具館
「日本郷土玩具館」は1967年(昭和42年)に開館した郷土玩具の館。
郷土玩具を展示する「博物館」、玩具や雑貨の「ショップ」、クラフトやアートの「プラスワンギャラリー」、 「サイドテラス」などを併設しています。
倉敷デニムストリート
国産ジーンズ発祥の地は倉敷の児島地区。その児島産のデニム製品や、デニム製の小物雑貨や装飾品などを販売しています。
こちらはテイクアウトコーナー。ラムネ味の「デニムソフト」、「デニムまん」など、デニムにちなんで青系の色に仕上げた軽食を販売しています。
倉敷 ごま福堂
「ごま福堂」は、ごまを使用したふりかけ・ドレッシングなどを販売。ごまは体にいいので人気です。
倉敷 高砂橋
高砂橋から北向きに見た倉敷川の様子。
倉敷 廣榮堂(こうえいどう) 本店
倉敷に古くからある白壁を活かした外観の「廣榮堂 本店」。「きびだんご」で有名な和菓子の店です。
ここから東へ曲がり、一時的に倉敷川沿いを外れて「倉敷アイビースクエア」へ向かいます。
「倉敷アイビースクエア」の入口の前にある「倉敷山陽堂アンティークモール」。店の屋根の上に大量の「ビクター犬」が並んでいます。
[quads id=2]
倉敷アイビースクエア
「倉敷アイビースクエア」は今から45年ほど前に来たことがあります。当時とあまり変わっておらず、安心感があるスペースです。
100 colors no.46
「100 colors no.46」はエマニュエル・ムホーの展示作品。エマニュエル・ムホーはフランス生まれの建築家・アーティスト・デザイナー。
「100 colors」は、エマニュエル・ムホーが2013年から手掛けている作品。100色で空間を構成し、色そのものを感じてもらう作品です。
倉敷 川船乗場
倉敷川でかつて物資を積んだ川舟。今は観光川舟として運行しています。
チケットは倉敷館観光案内所で販売(※当日券のみの販売)。
大人500円 子ども250円(5歳〜小学生以下)
川船流しの様子です。
くらしき桃子
「くらしき桃子」は旬の果物をふんだんに使ったパフェやクレープ、ジェラート、ジュースなど、季節をたっぷり味わえる店です。
倉敷美観地区周辺に「総本店」、「倉敷本店」、「倉敷中央店」、「倉敷市民会館店」の4店舗があります。
2階のカフェコーナーで人気のパフェを食べながら休憩です。左が「和の桃子パフェ」(1,210円税込)、右が「バナナとマスカルポー」(1,430円税込)。
倉敷 なまこ壁の建物
「倉敷美観地区」には、貼り瓦した側面壁、いわゆる「なまこ壁」の美しい建物がたくさんあります。
こちらは「倉敷考古館」。江戸時代の倉を改装したもので開館は1950年。
「倉敷考古館」は古代吉備(岡山県全体と広島県東部にまたがる広い地域)に関する資料を展示しています。
こちらは「豆吉本舗 倉敷店」で豆菓子の専門店。「倉敷考古館」とよく似た外観の美しい白壁が際立っています。
こちらも「なまこ壁」が美しい建物です。
[quads id=2]
倉敷 本町通りを散策
「本町通り」は倉敷川畔の北にあり、町家が立ち並ぶ通り。
江戸時代の面影が残る町並みで、落ち着いた雰囲気があります。
倉敷 有鄰庵(ゆうりんあん)
「有鄰庵」は古民家を改装したゲストハウス&カフェ。人気店で人がいっぱいのようです。今の看板メニューは「たまごかけごはん」と「かき氷」ですね。「たまごかけごはん」はごはんと卵のおかわり自由です。
金賞コロッケ 倉敷店
1個200円(税込)で多い時には1日1000個も売れるとか。
1個買って食べました。安くてもうまかった!
「本町通り」は町屋が連なっていてとても落ち着いた雰囲気です。絵になりますよね。
倉敷 ジャズ喫茶 AVENUE(アベニュウ)
レトロな雰囲気の老舗のジャズ喫茶。夜はライブハウスとなり、ライブ演奏が毎夜開催されています。
倉敷 如竹堂(にょちくどう)
倉敷はマスキングテープの発祥地で、マスキングテープの聖地。
なかでも「如竹堂」は、mt、倉敷意匠計画室、倉敷町屋テープ制作委員会の3ブランドのマスキングテープを取り取扱い、人気店です。
店内では多種多量のマスキングテープが販売されおり、多さと多彩さに驚きます。たいへんおもしろく興味深いですね。
まとめ
この記事では、倉敷美観地区について、倉敷川沿いから本町通りまでの散策モデルコースを紹介しました。
倉敷川沿いの涼し気で美しい景観、本町通りの落ち着いた雰囲気などは素晴らしく、とても楽しめました。
ただ昨日の直島観光同様、酷暑のなかでの散策でした。もう少し涼しい季節ならもっと楽しめたと思います。
(PR)
ジャルパックなら出発55日前までの早期予約がおトク!➡